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女性の名刺

夜食を食べ終わり、タバコに火をつけようとジャケットのポケットに手を突っ込んだ。何か変な紙というかカードが出てきた。丸め込んで八つくらいに折ってある。良く見ると、先日、東京出張に行った時に遊んだ娯楽施設の担当スタッフの名刺であった。家族に見つかるとヤバイ類のものである。捨てたつもりが、まだポケットの中に入っていた。通常、こうした類の名刺、飲み屋とかでもらうものは、その日のうちに処分してしまうのであるが、急いでいたのか、慌てていたのか、処分し忘れたようである。この名刺を見て、ホロ苦いような、あの担当スタッフとのことを思い出してしまった。


長身で派手なネイルもしていなくて、髪も日本人の遺伝子からかけ離れた茶髪ではなく、美しい黒髪であった。和食レストランのアルバイトと掛け持ちをしているのだという。



あの担当スタッフは、自分のことを、「私なんて昭和の顔をしているし、背もバカ高くて、本当は、そんなに価値のある人間ではない」、という意味の自己否定、自己卑下の言葉が自身の口から出てきた。きっと周りから、そんな意味のことを言われて洗脳されてしまったのであろう。彼女は自分が価値のある人間であることに気付かなければならないのであるが、私が出来ることは、既にもうない。私は彼女にとって一見の客でしかない。担当スタッフである、彼女だけではなく、運営する店側のスタッフも、また然りである。まるで初恋のような淡い気分になってしまった。


それで、この女性スタッフが言っていたのは外国人は2割ほど割増し料金になる。外国人といっても韓国人や中国人がほとんどだそうだが。彼らの方が本国では金持ちなので日本人よりがっついていない。ゆったりしているとのことであった。

ただし、中国人は変な病気を持っていることがあって、周辺地域で空気感染しない伝染病が爆発的に流行しているという。

また、かつては江戸時代からの伝統ある地域で働いてきたが、競争が激化したので新宿に移動してきて三日目だと言った。

この業界は、かつては女性の職場としては、とてもハードルの高い業種であったが、最近は「引っ越し代金だけ稼いだらやめる」とかいう手軽なアルバイト感覚の人間が増えたという。

髭の剃り残し


目にシャンプーが入った。とても痛い。多分、赤く充血しているはずである。目薬をさした。そもそもの事の発端は風呂場でヒゲを剃っていた時のことである。僕はヒゲが硬い。

いわゆる剛毛なので電気カミソリ、電気シェーバーは使えないのだ。シェーバーを使用するとヒゲが引っ張られるだけで、全然剃れないのだ。



なので、風呂場でヒゲを柔らかくしてから石鹸を泡立ててT字型のカミソリで剃るのだ。貝印の五本で100円くらいの安いやつである。いつも100円均一の店で買うことにしている。

ジレットやシックのカミソリは高いので買えない。五枚刃どころか三枚刃でも高い。

この安いカミソリは使い方、力の加減を間違えると顔を切って血だらけになってしまう。熟練の技術が必要である。

それで、この貝印のカミソリは1枚刃の安いやつなので、剃り残しがないかどうかを確認しながらヒゲを剃らないと、おかしな具合にヒゲが顔に残ってしまうのだ。




特にもみあげ周辺とアゴの下が要注意である。

もみあげは上手く剃らないとゴルゴ13のようになってしまうのだ。それから鼻の下の部分。鼻の下にヒゲが残っていると鼻くそがブラ下がっているように見える。気がつかいないで人に笑われたこともあった。
ドイツの独裁者のチョビヒゲが3分の1だけ残っているようなものだ。マンガのようである。

だから、ヒゲの剃り具合を確認するために目にシャンプーが入ることを覚悟して、薄く目を開けて鏡を見る。
この時に目に泡が入った。目薬をさしても、まだ充血している。そして、これを書いていて思ったのであるが、頭のシャンプーの泡を全部、洗い流してからヒゲを剃れば目にシャンプーが入ることもないのではないか。


今までは面倒なので頭にシャンプーをくっつけたままヒゲを剃っていた。
洗い流すときに頭の汚れと、剃り終わったヒゲを同時に流すためである。頭をすすいでからヒゲを剃れば、こんな問題は起きないのではないか。
しかし、大元の理由は僕のヒゲが剛毛だからである。今度、こんなのを使ってみよう。

青髭脱毛クリーム

靴のにおい 東京出張





さて、念願叶ってかどうかは不明であるか、東京出張の当日である。あいにくの雪が酷い天気である。東京の天気はおそらく晴れなのであるが、こちらは路面に積雪がある。

家の者は、今回の東京出張について最後まで否定的であった。「何が何でも行くつもりなのか?雪が溶けてからにしたらどうか」、と最後まで言った。

ブーツを履いていくか、スニーカーで行くかを迷う。現地に着いた時に歩きやすい方が良いので、結局スニーカーを選んだ。面会を予定している先方に電話を一本かければ済むのかもしれないが、まだ先方は寝ているだろう。スニーカーを履いて歩き始めて気付いたのであるが、左足のスニーカーのカカトのクッションが剥がれているのだ。歩くたびにパッカン、パッカン、と音を鳴らす。
前回の関西出張の時も、そうであった。

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最寄りのバス停からバスが出発するのが、見えた。結局、バスには間に合わなかったようである。走っても間に合わないであろう。というか雪道では走ることも出来ない。
スマホからタクシー会社に手配を依頼する。雪のため通常よりも時間がかかる。30分ほどかかるという。待ち合わせ場所は近所のコンビニである。コンビニで接着剤を買う。トイレで靴のカカトに接着剤を付けてみたが雪で濡れているので上手く付かない。

仕方がない。靴が乾いてから再度、試してみよう。
30分と言っていたがタクシーは15分くらいで来た。コンビニのガラス越しにバスが走りさるのが見えた。新しい便が来たようであった。




バスの出発時刻を確認しておくべきだったかもしれない。バスの方が安くて早いはずだから。
しかし、タクシーを手配してしまったのだからと、バスは諦めることにした。また民間ではなく市営バスの運行もスマホで調べてみたが、バス停留所まで雪道が酷いのでやめておくことにした。それでタクシーに乗り込んだのであるがベテランの運転手でアタリだった。裏道、近道を通って早く駅に着いた。タクシーの後部座席に座っていると靴の爪先に付着した雪が溶けてきて冷たい。しばらくしたら臭うかもしれない。

足が臭うときは、これが良いらしい。⇒足のニオイを消す

駅に着いて新幹線のチケットを購入する。目的地までは隣の県庁所在地の駅で一旦、乗り換えた方が40分ほど早く着くらしい。切符の手配は、その形でお願いした。それにしても待ち時間が長い。


新幹線の到着を待っている間に靴に付着した雪が少しずつ融けてきた。
濡れた靴下が気持ち悪い。雪道をスニーカーで歩けば当然なのであるが。一応、予備のソックスは持ってきてある。それにしても腰が痛い。ハードな業務と寒さのためであろうか。普段なら、こんな休みは迷わずカイロプラクティックに行くのであるが、今回は東京出張の予定が入っているので時間的に無理である。スニーカーの剥がれたカカトのゴムは、いち接着剤でとめようか?満員の新幹線の中で靴を脱いだら臭うかもしれない。しかし、思うのであるが、何故、冬場の足のニオイは、こんなにも気になるのであろうか。

2017,0123

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